教員情報 - 猪狩裕史 |


教員情報

イガリユウジ
猪狩裕史 音楽学部音楽学科准教授

■ 標題
「日本文化」における音楽心理療法の適応:シンポジウムからの考察

■ 概要
この論文は、同じ『「日本文化」における音楽心理療法の適応』というタイトルで開かれた自主シンポジウムの内容を考察したものである。筆者は、この論題を考える上で、話題提供者より提示された内容から、 (a) 音楽による象徴化の普遍性、(b) 言語化への障壁、(c) セラピストとクライアント間による文化の形成、という視点から考察している。最後に筆者は考察からの仮説に基づき、更なる対話を通して再帰的に音楽療法の発展に寄与できる議論へつなげることを希望している。
単著名古屋音楽大学研究紀要名古屋音楽大学第 39 号 pp.1-6 2020/03