同朋大学 教員情報   
     


  オザワ ヒミコ
  小沢 日美子   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  「学生の授業におけるグループ・アプローチの適用(1)-保育における対人援助力養成に関する実践報告-」
■ 概要
  pp. 40-57(概要)保育者養成課程にある学生(2クラス各33名)の授業に、主体的な認識や感情の気づきをねらいとして、心理劇法によるグループ・アプローチを適用した。学生は、小グループ(5~8名)に分かれた。始まりの場面の共通の題材は「いざこざ」とした。場面設定は、(1)開始場面と(2)展開場面に分けた。初心者同士のグループでも、役割交替に伴う効果、観客体験のシェアに伴う効果に相応するものが劇進行に含まれることを狙いとして、展開過程は、グループ内で3回役割を替えて行った。ここでは、そのうちの3グループ(各タイトル「おれはジャイアン」「かんちがい」「椅子取り」)を中心に報告している。方法として、参加者の感想・記録、及び、筆者の参加体験・記録から分析し考察した。そして、参加学生がグループ体験を通して、人間の共存的な関係に触れるかかわりを発見したことが示唆された。
   単著   東京立正短期大学紀要   pp.40-57   2010/03


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