同朋大学 教員情報   
     


  ミヤチ ナオコ
  宮地 菜穂子   社会福祉学部 社会福祉学科   准教授
■ 標題
  子どもの集団生活支援を行う職員が抱える支援の困難さ-児童養護施設及び情緒障害児短期治療施設の発達障害等の日常的な支援に工夫を要する子ども達に関する調査結果から-
■ 概要
  全国の児童養護施設及び情緒障害児短期治療施設の職員に対する質問紙調査の集計及び分析を行い、子ども達の示す不適応行動に対する職員の捉え方に着目しながら、ケア職員が感じる支援の困難さに関わる要因について検討している。その結果、職員は子どもの示す不適応行動を「心理的逸脱行動」、「注意力散漫」、「発達・愛着行動の問題」、「行動コントロールの問題」という4つの枠組みで捉えており、行動コントロールの問題が目立つ子どもは職員間共通理解を得られやすい現状が示唆された。
   単著   子ども家庭福祉学   日本子ども家庭福祉学会   12   pp.67-79   2012/12


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