同朋大学 教員情報   
     


  イワセ マスミ
  岩瀬 真寿美   社会福祉学部 社会福祉学科   准教授
■ 標題
  大乗仏教の人間観における苦と覚の関連性
■ 概要
  自分の将来に希望を持つことができず、あるいは自分自身に幻滅している自己であっても、そのまま覚の母体であることを示す本覚思想の人間観を唯識説の理論を中心に探究した。第一に、アーラヤ識と十二支縁起に見る苦の原理としての人間観について、第二に、転依と三性説に見る覚の原理としての人間観について、第三に、譬喩から見た唯識説における人間観について検討し、苦と覚の相即的関係性を明らかにした。
   単著   『日本仏教教育学 研究』   日本仏教教育学会   pp.71-92   2011/03


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