同朋大学 教員情報   
     


  イワセ マスミ
  岩瀬 真寿美   社会福祉学部 社会福祉学科   准教授
■ 標題
  仏教における悪の捉え方―善知識としての提婆達多に着目して
■ 概要
  悪をめぐる課題について、仏教思想は動機論と「善因楽果・悪因苦果」の観点から答えを提出している。仏教史上悪人とみなされていた提婆達多の描き方において、特殊な描き方をした『妙法蓮華経』「提婆達多」品の内容を確認し、仏教における悪業の概念を「善因楽果・悪因苦果」と動機論の観点から精査し、提婆達多の善玉化の人間形成的意義を検討した。提婆達多が釈迦にとっての「善知識」であったとする捉え方の人間形成的な意義を明らかにした。
   単著   『道徳と教育』   日本道徳教育学会   pp.11-20   2012/03


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