同朋大学 教員情報   
     


  イイダ ナオキ
  飯田 直樹   文学部 人文学科   教授
■ 標題
  明治前期の大阪相撲渡世集団
■ 概要
  江戸時代から、三都での大相撲興行を担っていた大阪相撲渡世集団(大阪相撲)が、明治前期の都市社会で取り結んでいた社会関係を検討するとともに、文明開化の風潮のなかで「野蛮」とされた相撲集団がいかなる対応をしたかを検討したもの。江戸時代以来、大阪相撲は、侠客や仲仕・手伝などの下層社会層、彼らを労働力として抱えていた市場社会と密接な関係を有していたことを明らかにした。
   単著   『歴史科学』   大阪歴史科学協議会   155号   pp.14-24   1999/03


Copyright (C) DOHO University, All rights reserved.