同朋大学 教員情報   
     


  キタジマ ノブコ
  北島 信子   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  教育方法学辞典
■ 概要
  今、「いのちと死の教育」で問われるのは、「生」と「死」を別個のものとしてとらえるのではなく、生活からの学びにおいて、「生」と「死」が「いのち」としてつながるテーマであるととらえることが重要である。A.デーケン、東井義雄と金森俊朗を取り上げ、今日の学校教育において求められる「いのちと死の教育」について述べた。他者を通して、つながりを実感し、安心して学べる環境において、子どもたちが生活者として主体的に生と死の相互関係性に気づき、学ぶことである。そうした学びは、学校だけでは完結せず、地域において活動している一般の人々はもちろん、医療、福祉、哲学、宗教等の様々な専門家たちと学校、子どもたちが並列な関係性のなかで、互いの「いのち」が結びつく教育が求められている。
   共著   学文社   pp.237-237   2024/10


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