同朋大学 教員情報   
     


  フクダ タクミ
  福田 琢   文学部 仏教学科   教授
■ 標題
  『婆沙論』における得と成就
■ 概要
  「十四心不相応行の確立と得・非得」の続編。説一切有部中期から後期(完成期)への橋渡しとなった二世紀の教義学集成『阿毘達磨大毘婆沙論』(*Abhidharmavibhasa, 漢訳のみ現存)を中心に、存在の結合と非結合をめぐる議論が、修行道論的文脈から存在論的文脈へと移行してゆく過程を考察。
   単著   大谷大学大学院研究紀要   大谷大学大学院   第7号   pp.1-21   1990/12


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