同朋大学 教員情報   
     


  モリムラ シンホウ
  森村 森鳳   文学部 人文学科   特別任用教授
■ 標題
  『歎異抄』の言葉の重層的な意味
■ 概要
  『歎異抄』は、親鸞の面授弟子である唯円がじかに聞いたさまざまな話を音声言語として伝えている。『歎異抄』に対して、『教行信証』は親鸞の長年の思考の結晶である。『歎異抄』に理論的な読解の困難さがある同時に、無限な読解の可能性をももたらしてくる。本論は『歎異抄』を『教行信証』に照らし合わせて、二つの視座から発した音声言語のメッセージの奥行きを明らかにする。
   単著   同朋文化   第7号   2012/03


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