同朋大学 教員情報   
     


  モリムラ シンホウ
  森村 森鳳   文学部 人文学科   特別任用教授
■ 標題
  野間宏文学とヨーロッパモダンニズム文学
■ 概要
  野間宏の文学とモダニズム文学の関係についての研究。モダニズム文学は、19世紀半ば以後の文学芸術の新しい運動に誕生した文学である。野間宏の早期の象徴詩は、ボートレールなどフランス象徴主義文学の影響を受けた作品である。
また、「崩壊感覚」、「真空地帯」、「顔の中の赤い月」など戦争体験を描いた作品は、サルトルの実存主義の影響をうけて創作された作品である。本論は野間文学におけるモダニズムの方法と思想の受容について「暗い絵」、早期の象徴詩「崩壊感覚」「真空地帯」、「顔の中の赤い月」など戦争体験を描いた作品をあげて追究する。
   単著   外国問題研究   東北師範大学外国問題研究所発行   pp.34-49   1988/05


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