同朋大学 教員情報   
     


  イワセ マスミ
  岩瀬 真寿美   社会福祉学部 社会福祉学科   准教授
■ 標題
  デューイの『誰でもの信仰』における「より優れた、より深い、恒久的なアジャストメント」の意義―大乗仏教における慈悲の実践との比較をとおして
■ 概要
  ジョン・デューイは彼の宗教論において、既存の宗教と宗教的なものを峻別し、理想と現実との活動的な関係において自我の統合を捉えている。デューイが言う「より優れた、より深い、恒久的なアジャストメント」すなわち「調整」の概念を手がかりとして、デューイの宗教論と仏教と比較宗教哲学的研究を行った。デューイの宗教論と従来の宗教との間の行き来の中にデューイの求めた「共通の信仰」のあり方が顕在化する可能性を示唆した。
   単著   『日本デューイ学会紀要』   日本デューイ学会   pp.203-212   2011/10


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