| 同朋大学 教員情報 |
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イワセ マスミ 岩瀬 真寿美 社会福祉学部 社会福祉学科 准教授 |
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■ 標題 仏教思想における「慈悲」にみる人間形成の意義―受けとる慈悲から与える慈悲へ― |
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■ 概要 慈悲の原初的意味と愛の概念との相違を明らかにしながら、大乗仏教の慈悲の概念を整理した。受けとる慈悲は、仏と自己という垂直的関係のものであるのに対して、与える慈悲が自己と他者という水平的関係において捉えられることを明らかにした。後者を持つ人間こそが、禅思想家の久松真一によって覚の人間と呼ばれる人間に当てはまることを指摘した。さらに、後者の慈悲の内容を、人々を苦から安心に導くものという観点から検討した。 単著 『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』 名古屋大学大学院教育発達科学研究科 pp.77-88 2008/09 |
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