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  イトウ エシン
  伊東 恵深   文学部 仏教学科   准教授
■ 標題
  親鸞浄土教における覚醒の歴程
―『教行信証』「化身土巻」二つの問答を通して―
■ 概要
  本書は「中村薫博士退任記念論集」であり、本論はその一篇をなす論考である。
小論では、『教行信証』「化身土巻」に展開する「二つの問答」の考察を通して、衆生の信の内景を究明し覚醒(宗教的目覚め)の道程を解明しようとした親鸞の思想的営為について推究した。
「化身土巻」に展開する二つの問答、すなわち顕彰隠密の意義とは、経典が説かれた真意を、問答を立てて次第に明確にしていくことによって、『観経』『小経』も『大経』に誘引するための方便であるということ、そして同時に『大経』の第十八願の意義を明らかにすることを確かめた。
[A5判、全351頁]
   共著   『華厳思想と浄土教 中村薫博士退任記念論集』   文理閣   pp.308-326   2014/03


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