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  イトウ エシン
  伊東 恵深   文学部 仏教学科   准教授
■ 標題
  「他力門哲学」における覚醒の構造
■ 概要
  本論では、清沢満之の「他力門哲学骸骨試稿」の後半の記述を通して、有限存在における覚醒に内実について考究した。そこに明らかになったのは、清沢の思想的営為は、単なる学理的・理知的関心によるものではなく、肺結核を患い、まさに死と隣り合わせの緊迫した状況の中で、有限なる自己の立脚地を浄土真宗の教えに求める懸命の営為であった。ここに、有限の心身でありながら無限の大果を感受する他力門仏教の覚醒の精髄が開示されることになるのである。
[A5判、全132頁]
   単著   『親鸞教学』   大谷大学真宗学会   第90号   pp.43-61   2008/03


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