同朋大学 教員情報   
     


  ハヤシ ユウスケ
  林 祐介   社会福祉学部 社会福祉学科   講師
■ 標題
  退院計画に関わる病院スタッフの支援プロセスと患者アウトカムとの関連についての研究—A病院の自宅退院後調査の取り組みから
■ 概要
  A病院の自宅退院後調査の取り組みから、退院後の患者と家族の不安・困り事の把握、患者の退院計画に対する満足度と生活満足度の評価等を通して、退院計画に関わる病院スタッフによる支援プロセスと患者アウトカムの関連を検討した。退院後の訪問調査協力が得られたのは112例である。分析は、支援プロセスと患者アウトカムに関わる変数を投入した重回帰分析を行った。その結果、以下の3点が示唆された。①退院計画の中で評価されていた以外の不安・困り事があると、医療・介護サービス計画の変更が生じやすい。②上記の不安・困り事や医療・介護サービス計画の変更があると、退院計画に対する患者の満足度が低下しやすい。③退院計画に対する患者の満足度が低いと、自宅退院後の患者の生活満足度が低下しやすい。これにより、退院計画における評価や医療・介護サービス計画の精度が低いと、患者アウトカムの向上につながらない可能性が示された。
   単著   厚生の指標   厚生労働統計協会   第65巻5号   pp.1-7   2018/05


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