同朋大学 教員情報   
     


  キタジマ ノブコ
  北島 信子   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  授業分析における子どもの発言の再構成(中間項)の位置と意味
■ 概要
  授業分析を行う際に中心的な分析資料となるのは、VTRやテープレコーダー等で録画・録音された記録である。この記録を文字に起こし、言語逐語記録化する。しかし、子どもの発言を逐語記録にした資料からは、子どもの思考過程に内在あるいは介在する諸要因の抽出が困難である。そのために、発言や記号等を用いて、子どもの発言の再構成(中間項)を行う。筆者が担当執筆した章においては、子どもが、ある対象が何であるかの判断をする場面の分析を行った。中間項を設定することによって、子どもの試行過程における微妙な変化について詳細に明らかした。
   共著   名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)   pp.141-170   2002/03


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