同朋大学 教員情報   
     


  イシマキ ヨシヒロ
  石牧 良浩   研究科 博士後期課程・仏教人間学専攻・臨床心理分野   教授
■ 標題
  TATの新たな分析枠組の構成
■ 概要
  TATという投影法検査は、ロールシャッハ法と並んで有名なわりには、ロールシャッハ法やバウム・テストと比べると臨床場面で使われる割合は少ないと思われる。その理由として、データ整理が煩雑であること、実施、分析に時間がかかりすぎること、解釈方法が統一されていないことなどが考えられる。そこで、導入人物、要求、圧力などTAT解釈の視点を表にし、被験者のデータを表に当てはめて解釈をする方法を試みた。そうすることで①時間の短縮、②被験者のパターン把握のしやすさ、などの利点があった。
   単著   「心の専門家」養成に関する臨床的知見の見当と新たな心理臨床的技法の開発に関する総合的研究報告書   愛知学院大学心理臨床教育相談室   No.8   pp.117-148   2004/03


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