同朋大学 教員情報   
     


  イシマキ ヨシヒロ
  石牧 良浩   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  不登校・発達障害の子を持つ母親との面接過程
■ 概要
  本事例は,息子の不登校傾向と発達障害傾向に悩む43歳の母親との面接過程である。息子は特別支援学級に通っているが,登校渋り,宿題に取り組めない,などの問題を抱えていた。彼女はインテーク当初,息子にどう接していけばよいか分からず,家族の協力も得られず,途方に暮れている状態であった。2年半の面接で,息子は少しずつ登校できる日を増やし,宿題にも取り組めるようになっていった。面接の最後では,息子が全寮制の高校に進学し,そこで楽しく生活できていることが語られた。彼女が無理なくやれること,取り組みやすいことに焦点を当てて取り組んできたこと,具体的には,宿題の出し方調整する,シールの台紙を用いることで彼のがんばりを視覚化する,などの工夫をしたこと,面接で出されたアイデアを担任が迅速に実行に移してくれたこと,などがその要因として考えられる。今後の課題としては,夫婦間の問題,子どもの自立に伴う役割喪失の問題などが考えられる。
   単著   ライフケアジャーナル   ライフケア学会   2016/09


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