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  クミタ チカコ
  汲田 千賀子   社会福祉学部 社会福祉学科   准教授
■ 標題
  【修士論文】痴呆症高齢者の地域ケアにおける当事者組織の意義と役割-ある家族会の事例から-
■ 概要
  当事者としての家族会は、介護者の主体形成に寄与していた。その結果、家族会に入会している多くの介護者は看取りを終えた後に肯定的介護観を得ることができていた。家族会で主体形成された人が地域社会を動かす戦力として、自らの言葉で語っていく力をもつことで、地域社会の中で痴呆性高齢者と介護者の存在が認識され、彼らを受容していくことのきっかけになるのではないかと提言した。
(A4全69頁)
   単著   中部学院大学大学院人間福祉学研究科   2004/03


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