同朋大学 教員情報   
     


  オザワ ヒミコ
  小沢 日美子   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  「幼児の母子発達相談と他機関との関係発展について」
■ 概要
  pp.267-274(概要)一般的な個人カウンセリングの状況よりも、発達相談は、母親、子ども、援助者の3者からなる複雑な面接構造である(e.g.,北原,2006)。ここでは、典型例として、幼児(2、3、4、5、6歳児)の5事例を取り上げ、コンサルテーションの枠組みに含まれる関係性の特徴を、(1)発達相談に訪れる経緯、(2)相談場面の状況、(3)他機関との関係、(4)閉じた関係から新しい関係の観点から考察した。その結果、発達相談の枠組みには、母子関係の変化と、母親自身と他者との関係の変化-この両者を始めるための構造が含まれていると考えられた。
   単著   埼玉学園大学紀要   pp.267-274   2009/12


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