同朋大学 教員情報   
     


  オザワ ヒミコ
  小沢 日美子   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  「幼児の社会的認知発達と他者理解課題」
■ 概要
  P11-18(概要)本研究では、社会的認知発達と幼児期の他者理解に関する代表的な研究、発達心理検査などを取り上げ論じた。さらに、他者理解に関する課題を用いた事例研究を加えて検討した。個人差の理解は、幼児の社会的認知発達を理解するのに重要である。しかしながら、個人差の質的な相違が、広汎性発達障の事例では観察される。それゆえに、発達過程の連続性、不連続性を考えることは重要である。他者からの分離の基礎の発達と関連する脱中心化は、4歳~7歳頃に生じるが、これは、他者との交流と関連する4歳頃の心の理論の変化と対照的であると考えられる。
   単著   九州共立大学総合研究所紀要   第10号   pp.11-18   2017/03


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