同朋大学 教員情報

ワタナベ　ユキヨシ   渡邊　幸良   社会福祉学部 社会福祉学科   教授

■ 標題   書評・『社会保障の発展構造』藤澤益夫著

■ 概要   本書を機能論的接近の立場で静態論的接近と動態論的接近とを織り交ぜた研究書であると位置付けた書評である。本書は、機能論的接近であるにもかかわらず、ナショナル・ミニマム思想、発展、類型および社会調査に対して、著者の複眼的・動学的思考から社会保障の必然性を歴史や発展段階と強く連関させて社会経済理論で分析しながら、いつしか社会保障の目的論的本質を解明している。また、ローレンツ曲線を応用した分析の問題点とマクロデータを中心とした分析の限界などについても言及した。    単著   『人間福祉研究』   調布学園短期大学人間福祉学科   第1号   pp.141-148   1998/12

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