同朋大学 教員情報   
     


  ワタナベ ユキヨシ
  渡邊 幸良   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  岩手中部における少子化と雇用形態
■ 概要
  アンケート結果をもとに、少子化原因のフェミニズム仮説と子ども消費財仮説(出生力の経済学)に対して、雇用形態と男女共同参画の視点を加えながら、クロス集計と数量化理論を利用したパス解析によって分析を行った。すると、(1)女性高学歴化が女性の雇用機会に影響を与えた結果、未婚率を上昇させること、(2)工業化やサービス化によって希望子ども数が低下すること(3)男性の雇用形態が安定であると結婚と希望子ども数を増やすこと、(4)妻の雇用形態が安定的であると希望子ども数を増やすこと、そして(5)家庭内における夫の協力が希望子ども数を増やすことを明らかにした。[英文目次pp.65-88]
   単著   『同朋大学論叢』   同朋学会   第92号   pp.55-78   2008/03


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