同朋大学 教員情報   
     


  ワタナベ ユキヨシ
  渡邊 幸良   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  社会保障の類型論と国際比較―日本と西欧の類型論―
■ 概要
  日本と西欧の代表的な類型論比較と社会保障のタイムシリーズの分析より、日本の代表的論者(小山氏や佐口氏ら)のようなイギリスと北欧を一つとする類型論は、制度の変遷・拡充によって意味を失い、西欧大陸諸国も均一制度の導入によって類型化の特徴が薄れてきたことを明らかにした。そして、制度発足当初には一定の意味があった類型化は、制度の成熟による収斂化によって類型化が困難となり、社会的な特質も考慮に入れた国際比較を再構築する必要があることを指摘した。
   単著   『中央大学大学院論究』経済学・商学研究科篇   中央大学大学院   第29巻第1号   pp.159-177   1996/12


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