同朋大学 教員情報   
     


  イノウエ カオル
  井上 薫   社会福祉学部 社会福祉学科   特別任用教授
■ 標題
  児童虐待および対策の実態把握に関する研究:総括研究報告書、児童虐待全国実態調査
2.地域調査結果
■ 概要
  児童虐待の全国実態調査の一環として、福祉、保健、医療、教育、司法、警察、民間の各領域の関係機関の悉皆的調査を目的とし、11地域における児童虐待の全関係機関を対象に、平成12年度に把握された家庭内虐待事例数を明らかにした。
社会的介入を要する児童虐待の発生件数は、0~17歳1000人中1.6人と算出された。虐待は子ども・家庭に日常接する機関と相談機関で発見され、多機関との連携も9割で行なわれている。これらの機関の発見機能と相談機能の充実が早期発見・早期対応の推進に効果的と考えられる。
A4判 全19頁
本人担当部分:名古屋市調査責任者として名古屋市を対象とした調査を実施・分析。
   共著   平成13年度厚生科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)研究報告書   2002/03


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