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  イシカワ ヨウコ
  石川 洋子   文学部 人文学科   特別任用教授
■ 標題
  近世における『論語』の訓読に関する研究
■ 概要
  本書は、JSPS科研費265074の助成を受けたものです。
概要であるが、本書は、序章と三部構成の本論と終章とからなる。
序章において、『論語』が伝来して以来の訓読の歴史、及び、近世における漢学の隆盛と『論語』の種々の訓読法について概略した。第一部は、近世に刊行された主要な資料を使用し、「再読文字」、「也(ナリが定訓になる過程)」、「之(連体形+ノの語法)」、「子曰(イハクとノタマハク)」等、『論語』における訓読の変遷、諸家の訓読法の特徴について、七章に分けて論じた。第二部は、江戸時代後期、幕府直轄の学問所である「昌平黌」で使用された後藤点と一斎点について、また、その両者に影響を与えた春台点を取り上げ、その訓法の特徴、影響関係等、四章に分けて論じた。第三部は、江戸時代後期、地方での訓読の展開として、庄内藩「致道館」、尾張藩「明倫堂」国学教授並となった鈴木朖の『論語』の訓読等について、五章に分けて論じた。終章は、今後の課題を論じた。(全p528)
   単著   新典社 研究叢書268   2015/02


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