同朋大学 教員情報   
     


  ハットリ ヒトシ
  服部 仁   文学部 人文学科   特別任用教授
■ 標題
  「〈専文〉についての一試論 ―馬琴の諸評答において―」
■ 概要
  馬琴の用いる批評用語の一つ〈専文〉について考察してみた。その結果、馬琴がある文芸意識をもって用いた〈専文〉という言葉は、作者が専ら心を砕いて書いた作品の「骨髄」となるべき文を意味する。つまり、そこに〈隠微〉が籠められる場合があり、その〈隠微〉は〈勧懲〉を意味し、〈勧懲〉を書き表すために、「心術情態を書き分け」る必要があるというのである。要するに〈隠微〉にとって〈専文〉は必要条件なのであった。
   単著   『同朋国文』   同朋大学国文学会   第10号   pp.47-62   1977/03


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