同朋大学 教員情報   
     


  メグロ タツヤ
  目黒 達哉   社会福祉学部 社会福祉学科   教授
■ 標題
  障害児をもつ親の障害受容過程と社会的態度の形成について
■ 概要
  障害児・者をもつ親の障害受容過程は先行研究によって明らかにされてきているがまだ充分とはいえない。そこで筆者の臨床経験を踏まえ、第1段階ショック状態、第2段階被害感と自責の念、第3段階拒否的態度、第4段階諦めと開き直り、第5段階障害受容として提示した。また、親は社会に対してどのように態度変容(社会的態度変容過程)を起こしていくのかについてもふれた。第1段階社会的孤独、第2段階社会的開示、第3段階社会的参加、第4段階社会的自律として提示した。私がかかわった母親の臨床心理面接の事例を提示し、考察を深めた。いずれも段階説であり、援助者に印象や感覚的なものであり、今後いかに実証的に研究していくかが課題であること言及した。
   単著   愛知新城大谷短期大学 研究紀要   第3号   pp.57-69   2003/06


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