同朋大学 教員情報   
     


  タシロ シュンコウ
  田代 俊孝   文学研究科 博士前期課程・仏教文化専攻   客員教授
■ 標題
  蓮如における否定と無常について
■ 概要
  蓮如の『御文』に見られる「無常」は厭世的なものではなく、人間の持つ、我執、とらわれ、を否定するものとしての無常である。蓮如は、現実に対する妄想の繋縛を無常の自覚によってこえている。従って、それは苦悩の現実を引き受けていく原理として、むしろ積極的な立場の無常である。それ故、無常を感じさせる出来事、つまり、肉親との死別などを遂に宿縁の善知識として仰いでいる。
   単著   『宗教研究』   日本宗教学会   第59巻第4輯(267)   pp.229-230   1986/03


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