教員情報   
     


  ヤマグチ マキコ
  山口 真季子   音楽学部 音楽学科   講師
■ 標題
  新聞記事「フランツ・シューベルトのピアノ・ソナタ」に見られるアルトゥール・シュナーベルのシューベルト解釈
■ 概要
  シューベルトのピアノ作品を継続的に取り上げた最初の著名なピアニストである、アルトゥール・シュナーベルによるシューベルトのピアノ作品に対する評価、解釈を、彼へのインタビュー記事(1928)と彼の録音から考察した。当記事でシュナーベルは、シューベルトを「旋律家」とする見方を批判し、シューベルトの卓越はフレーズや和声、表現記号といったすべての要素の「完全な融合」にあると指摘しており、それが彼の演奏における表現とも対応していることを示した。
   単著   阪大音楽学報   大阪大学大学院文学研究科音楽学研究室   pp.47-65   2008/05


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