教員情報   
     


  ヤマグチ マキコ
  山口 真季子   音楽学部 音楽学科   講師
■ 標題
  《三人娘の家Das Dreimäderlhaus》(1916)におけるシューベルト・イメージ
■ 概要
  シューベルト受容史において「間違ったシューベルト像」の代名詞となったオペレッタ《三人娘の家》(1916)、シューベルトの音楽を用い、彼を主人公とするこの作品の、成立背景とそこに表出されるシューベルトの人物像、および音楽の扱いを検討した。人物像に対するビーダーマイヤー、オーストリアの象徴としての意味づけとともに、原曲の和声的特性や展開手法を覆い隠し、旋律性、叙情性を前面に押し出す傾向を明らかにした。
   単著   フィロカリア   大阪大学大学院文学研究科芸術学・芸術史講座   pp.13-32   2011/03


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