名古屋造形大学 教員情報 | |
マキ ヒロユキ 牧 博之 造形学部 造形学科(講義系等 専任・特任) 特任教授 |
■ 標題 ベルクソンの『笑い』における芸術観についての一考察 |
■ 概要 哲学者であるベルクソンが、芸術そのものをテーマにした記述は見当たらない。唯一それらしいものがこの『笑い』という本である。演劇というジャンルを中心にした記述であるがそこには彼の芸術観が多く垣間見られる。もちろん彼の主著の多くにその断片は見られる。彼自身も言っているように、芸術への関心はとても高いものであった。そこで、私は美学というジャンルに足を踏み入れ、その研究者にとっては当然過ぎることにしか過ぎないことから書き始め、その後にベルクソンが考えたであろう芸術観を断片的に示し、哲学者の直観と、科学者の直観、芸術家の直観の類似性、その表現方法の相違、さらに三者のそれぞれの意義について論及した。 A4 pp67-81 単著 名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術短期大学研究紀要第5号 名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術短期大学 1999/03 |
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