名古屋造形大学 教員情報   
     


  マキ ヒロユキ
  牧 博之   造形学部 造形学科(講義系等 専任・特任)   特任教授
■ 標題
  ベルクソン哲学研究 ―現代科学とともに―
■ 概要
  現代物理学および現代生物学の研究を通してベルクソンの生命の哲学との関係を考えたものである。ベルクソンは特に生命の意義としてエネルギーの蓄積とその一気の消費を随所で示している。また、熱力学の第二法則すなわちエントロピー増大の法則と生命の関係を取り上げる場面も多い。彼の『創造的進化』が1907年に刊行されはや100年を過ぎた。彼の哲学はもう古典の領域に入るのかもしれないがその指摘は現在の物理学者や生物学者の考えを検討してもいまだ十分その価値があるものであることを示したかったのである。  A4 13ページ
   単著   名古屋造形大学紀要第17号   名古屋造形大学   2011/03


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