名古屋造形大学 教員情報   
     


  マキ ヒロユキ
  牧 博之   造形学部 造形学科(講義系等 専任・特任)   特任教授
■ 標題
  デカルトを再読して
―道徳あるいは徳について―
■ 概要
  哲学の授業を担当することになったのを機会にデカルトの『方法序説』を読み返すことにした。哲学の古典ではあるが今もなお多くの研究がなされているのを見ればその偉大さは一目瞭然である。哲学とはいかなる学問かを学生たちに教えようとするとき、哲学のバイブルとも言われる『方法序説』はもっともそれにふさわしいものではないかと考えたからである。序説の中で彼は仮の道徳については言及しているものの、彼が目指した真の道徳については書かれていない。しかし、彼の書簡集にその断片的記述がある。今回はそれらを参考に、彼の考えていたであろう人間の最高の知恵としての道徳を考えてみることにしたものである。A4 pp75-84
   単著   名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術短期大学研究紀要第8号   名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術短期大学   2002/03


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